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魚沼市役所「地域産木材活用に係る勉強会」で講演を実施

魚沼市役所「地域産木材活用に係る勉強会」で講演を実施

2026年9月24日、魚沼市役所で開催された地域産材活用の勉強会にて、「地域材の価値と地域経済とのつながりを、建築士の視点から」というテーマで講演をさせていただきました。

県産材を使った経験のある工務店は少なくはない一方で、「現在は使っていない」とか「施主から県産材を使いたいと言われることはほとんどない」という声もあります。さらに、伐採や製材の現場を見たことがない住宅実務者も一定数います。だからといって関心がないわけではなく、「機会があれば山を見てみたい」という人は多いのです。

興味はある。でも、山へ行く動線がない。

ここに大きな課題があると思っています。そこで「山をショールームにしよう」というテーマを掲げ、木をつくっている人たちのショールーム=「山」へ行って、木を見て、伐採を見、製材所へ行って木が材料になっていく過程を見る。最後に、その木を使った建築を見る。この一連の体験をもっと当たり前にしてもらう機会を作り、地域材に対する建築士や工務店の見方を変えて行くための活動を当社では続けています。

活動を通じて感じている、林業側(川上)と建築側(川下)のそれぞれの事情をお互いが理解することの大切さを、関わらせていただいている糸魚川での取り組みの成功体験も交えてお話させていただきました。

山の人が話していることを、建築側へ伝え、建築側が困っていることを、山側へ伝える。そして一般の生活者に伝わる言葉に翻訳する。この川上と川下の「あいだ」をつなぐことが自分の役割と認識し、今回の魚沼での講演会でも、まず一緒に何か一つやってみて小さな成功体験をつくり、その成功体験が次の人を巻き込み、次のプロジェクトを生むことの大切さをお伝えしました。山と、製材と、建築と、暮らしをつなぐ。魚沼でも、そんな動きが始まったら面白い。今後も川下の人間として、引き続きこの「あいだ」に関わっていきたいと思います。

 

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